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2011.07.06

「カナダポークセミナー in 大阪」を開催しました。

カナダポークインターナショナル(CPI、日本マーケティングディレクター野村昇司)は6月21日、大阪のホテル阪急インターナショナルで「カナダポークセミナーin大阪」を開催し、量販、ハム・ソーセージメーカー、商社、食肉卸など業界関係者150名が参加しました。
セミナーに先立ち、カナダ領事館のアラン・エドワーズ領事兼通商代表は、「カナダポークはヘルシーでジューシー、おいしいのが特徴で、世界100ヵ国以上に輸出している。安定的に安全で品質の良いポークの輸出を目標に置いている。家庭でも業務用でももっと利用してほしい」と挨拶しました。

次いで、日本マーケティングディレクター、野村昇司が、カナダポークの対日輸出について、「1999年度は90,836トン、2005年度には最高の195,049トンを記録し、2009年度にはチルドポーク52,858トン、フローズンポーク119,397トン、合計172,255トンを日本に輸出した。1999年度から実に倍増していることがわかる。40年以上にわたって高い品質のポークを日本の皆様に提供しており、カナダにとって日本は、生体などを含む総輸出量で第2位の輸出相手国になっている。なお、カナダポークはアメリカ、日本、ロシア、オーストラリア、韓国、中国をはじめ、世界100カ国以上に輸出されている」と説明。

カナダポークの食品安全については、カナダ食品検査庁(CFIA)の支援により、1998年4月から施行しているCQA(Canada Quality Assurance)というHACCPに基づいた農場での食品安全プログラムを実施しており、日本向け輸出食肉加工工場はすべて連邦政府よりHACCPの認可を受けて操業していること、安全管理を徹底した高品質飼料で優れた肉質を実現していることなど、カナダポークの優位性を説明しました。

その上でカナダポークについて具体的に触れ、「使用品種、一貫生産、飼料の面など日本と同様な条件で生産しているカナダポークは、柔らかい肉質とあっさりした脂身が特徴。顧客への取り組みとして品質・歩留り・収益性を分析し技術面からもサポートを行っている。カナダポークの美味しさを直接消費者の皆様に知ってもらいたく、小売向けには年間2,000件の試食販売を、外食向けにはオリジナル販促物の投入など行っている。大自然に恵まれたカナダは、世界でも最も豚肉生産に適した環境を持ち、安全で品質の高い豚を提供できる。厳しい安全基準の中で育まれるカナダポークは、柔らかく、ジューシーでおいしく、調理してもパサパサにならないなど、日本のお客様が豚肉を選ぶ条件を満たすと自信を持ってお薦めすることができる」と締めくりました。

続いて、食肉コンサルタント・ミートジャーナリストの高橋寛氏が「世界の豚肉事情とその動向」と題する講演を行いました。高橋氏は、世界の豚肉および牛肉の生産動向や日本の豚肉輸入動向に触れ、穀物・原油相場、需給バランス、天候など豚肉価格に影響を及ぼす要因について解説しました。その上で、豚肉供給国の多角化は日本にとって必須であり、安全・安心・美味であるカナダ産ポークは最適だろうと語りました。ちなみに2010年のカナダの豚肉生産量は、中国、EU、アメリカ、ブラジル、ロシア、ベトナムに次ぎ第7位、輸出量ではアメリカ、EUに次ぐ第3位(約120万トン)となっています。

講演の後は、(社)全国食肉学校の青木好宏氏が「カナダポークの特徴を活かしたレシピ」として、カナダポークを使った電子レンジで作るローストポーク、メープルマスタードポークの2品を提案、調理実演を披露しました。

参加者からは今回のセミナーについて、「カナダは消費者からも良いイメージを持たれている。今日のセミナーで改めてそれを再認識した。一度現地視察をして直にカナダポークの素晴らしさに触れてみたい」(流通)という感想が聞かれました。

セミナー終了後の試食会では、冷製しゃぶしゃぶ、ロース肉のカツサンド、フィレ肉のトンカツ、鉄板焼きなど、ホテル阪急インターナショナルによるカナダポークの特徴を活かしたメニュー10品以上が提供されました。その中で今回の参加者から注目を集めていたのが、「ミルクフェッドポーク」です。生後3週間は母豚の母乳で、その後の4~7週間は特製のミルクだけで育てられた極上の仔豚肉で、昨年から本格的に販売されています。調理したホテル阪急インターナショナルの小山田シェフは、「脂に甘みがあり、冷めてもとろけるような食感は素晴らしい。今後使ってみたい食材だ」と話していました。