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2011.11.17

「カナダポークセミナー in 高松」を開催しました。

カナダポークの輸出振興団体、カナダポーク・インターナショナル(CPI、日本マーケティングディレクター野村昇司)は11月2日、香川・高松の全日空ホテルクレメント高松で「カナダポーク・セミナー in 高松」を開催し、食肉業界関係者、流通業者など90人が参加しました。今回はカナダ本部のPresident、ジャック・ポメロー会長も出席しました。

カナダ本部Presidentジャック・ポメロー会長冒頭、ポメロー会長が「このセミナーを機に、カナダポークにより一層親しみを持ってもらいたい」と挨拶しました。

野村ディレクターは、日本の食肉消費に占める豚肉、鶏肉、牛肉の構成比を具体的に示しながら、豚肉が全体の44%を占め最も多いこと、さらにその豚肉消費の50%は輸入豚肉で賄われている実態を紹介し、食肉の中でも豚肉が日本の食卓に深い関わりがあることを説明しました。

カナダポークの対日輸出量は、1999年の9万1,000トンから、2005年の19万5,000トンをピークに、2009年も17万2,000トンとなるなど急増、デンマークを抜き米国に次ぐ第2位の輸入豚肉供給国になっています。これに甘んじることなく、野村ディレクターは、「カナダポークを指定して買ってもらえるようプロモーション活動に努めていきたい。また、チルドポークをもっと増やしたい。」と意欲を見せました。

講演の様子また、カナダポークの特徴として、メインとなる豚の品種、飼料、肥育期間など日本の豚との共通点が多いことを挙げ、さらに歩留まりや作業効率の良さからコストパフォーマンスにも優れていることを強調しました。
カナダポーク・インターナショナルが設立されて20周年を迎えた今年、より一層販売促進に力が入り、「まず食べてもらうこと、それが消費拡大につながる」と力強く語りました。
続いて、ミートジャーナリストの高橋寛氏が「世界のポークとカナダポーク」と題して講演しました。世界の主な豚を紹介し、品種による肉質の違いなどを説明しました。日本とカナダの豚は品種の掛け合わせ、飼料など類似性が多く、カナダポークは日本人に馴染みやすいのではないかと述べました。
講演の後は、公益社団法人全国食肉学校の田中智洋氏が、カナダポークのカッティング実演を行いました。田中氏は、「食べる人に喜んでもらえる商品を提供できることは、作る方にとっても嬉しい。おいしいカナダポークで日本の食文化を支えたい」と話しました。

セミナー終了後は、カナダポークを使ったメニューの試食を兼ねた懇親会が行われました。会場には、全日空ホテルクレメント高松のシェフの手によるカナダポークのカレーライス、フィレとんかつ、煮込みシェリービネガー風味、鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、カナダポークと季節野菜のこんぴら味噌風味、マリネなどのメニュー10品が提供されました。

今回のセミナーに参加した小売店は、「輸入豚肉は米国やデンマーク産も使っているが、カナダ産はおいしい。国産と比べても遜色ないと思う。」とコメントしました。
また、ある卸業者からは、「フローズンは結構使っている。カットが日本に近いので使いやすい。香川県は小さな県だが、それでも東と西とでは消費嗜好が随分違う。例えば東は安いものが動き、西は牛肉でいえば和牛の売れる比率が高いなど値の高いものも売れる。そのあたりを考慮しながらマーケティングしていくのもいいのではないか」とアドバイスをいただきました。